現代プロ野球 ピッチャーの持つ球種
プロ野球ピッチャーの持つ球種は実に様々です。
多くのピッチャーが投げる変化球の球種は、カーブやスライダーは一般的です。カーブは一時期廃れた時期がありましたが、引退した攝津正投手が現役時代はよく使用していました。
カーブの歴史はとても古いものですが、近年では助っ人外国人投手や、メジャー帰りの投手がナックルカーブと言う球種をよく使用しています。
同じくメジャー帰りの五十嵐亮太投手がホークス在籍時代、多くの若い投手にナックルカーブを伝授したことは有名な話です。
ナックルカーブとは言っても、本物のナックルの握りとは全く違い、カーブの握りで一部指を折りたたんで抜いて投げるカーブを意味します。
また、チェンジアップも近年からよく使われるようになった球種です。特に、右打者に対して左投手が投げるチェンジアップは非常に効果的です。
代表的な投手として前巨人の杉内俊哉投手、前ロッテの大隣健司投手がいました。現役投手では楽天イーグルスの松井裕樹投手ですね。
右投手では日本ハムの金子弌大投手が有名です。金子投手は数種類のチェンジアップを投げ分けているそうです。
以上の球種は比較的歴史が浅いとは言っても、フォークボールやスライダーなどは過去の変化球とはまた別ものと言っていいかもしれません。握りはスライダーでも縦に変化したり、速度があまり落ちずにストンと落ちるスプリットなど、例を挙げてもきりがありません。
各投手の毎一球を、テレビやストリーミングの野球中継で確認しながら観戦するのも、プロ野球の楽しみの一つですね。
