プロ野球のホークスでも活躍した李大浩

野球

プロ野球で面白さを感じる要素には様々なものがありますが、胸のすくような豪快なホームランを魅力的だと感じる人も多いことでしょう。

特にチャンスに打席が回ってくることの多い四番打者は、ここぞという時にホームランを打って観客を沸かせることができると、その存在価値は特に大きなものになります。

プロ野球の四番打者の条件として大事なのは、ホームランを量産できる長打力なのです。韓国出身で日本ではソフトバンクホークスなどで活躍し、2016年からはメジャーリーグでプレーしている李大浩も、四番打者にふさわしい長打力を持つ打者の一人でした。

李大浩は1982年の6月21日生まれ、釜山広域市出身の内野手です。小学生の頃から野球をしていた彼は、慶南高校時代には投手であるとともに4番打者としても活躍しました。

2000年の世界青少年野球大会には投手として韓国代表に選ばれた彼は、打率が5割、本塁打数が3本と打者として大活躍し、チームを優勝へと導きます。

2001年にロッテ・ジャイアンツに入団してからは、肩の故障が原因で野手に転向し、それから数年は活躍に恵まれませんでしたが、2004年からはレギュラーに定着して華々しく活躍する一流打者になりました。

2011年のオフにFAで日本のオリックス・バファローズへ移籍し、2014年からはホークスでプレーした彼は、持ち前の巨体を生かして日本でも強打者として名を馳せました。