エース投手の条件を満たしたオリックス金子千尋

野球

プロ野球界においてエース投手の条件のひとつとして挙げられるのが「三振をたくさん取れる投手」であることです。

相手打者をねじ伏せるだけのスピードを持った投手をはじめ、コントロールが抜群の投手や多彩な変化球を武器にした投手、そして緩急を織り交ぜる巧みな投球術を持った投手など日本のプロ野球界にも様々なスタイルで三振を取れる投手はたくさんいます。

しかし、それら全てのスタイルを持ち合わせ多くの三振を取れるような投手というのは数えるほどしかいません。そして、そういったエースと呼ばれるにふさわしい投手がオリックス・バファローズのエースとして5年連続開幕投手を務めている金子千尋選手なのです。

金子千尋選手は最速154km/hという直球を武器にしながら多彩な変化球を持ち合わせており、カーブやチェンジアップなども投げることができるので、巧みな投球術で緩急を使って相手打者を翻弄することができます。

また、150km/h前後をコンスタントに投げられる投手でありながら、フォアボールを与えることが少ない日本のプロ野球界で屈指のコントロールの良さを誇る投手でもあるので数多くの三振を取ることができるのです。

2014年には最多勝と最優秀防御率などを獲得し最優秀選手にも選ばれています。また、同年には沢村賞も受賞するなど名実共に日本プロ野球界を代表するエースとなりました。