プロ野球のエース投手の条件を満たしているマリナーズ涌井秀章

野球

マリナーズの涌井秀章は、プロ野球のエースピッチャーが持っておくべきエース投手の条件を十分に満たしている投手です。

彼がプロ野球に入団したのは西武ライオンズでした。西武ライオンズでは入団2年目に12勝をあげ、翌年には17勝をあげてパリーグの最多勝に輝きました。その後、西武時代には一時期先発で結果を残せなくなり、抑えをつとめたこともありました。

2012年には30セーブを記録しています。2013年オフにFA権を行使して千葉ロッテに入団し、2014年からは先発に復帰しました。そして2015年には日本ハムの大谷と並んで15勝をマークし、パリーグの最多勝に輝きました。

プロ野球のエースというのは、対戦相手のエースと投げ合うこともありますが、涌井秀章はそういった状況でも粘り強く投げ抜く投手です。豊富な走り込み量によって足腰が強靭なため、9回を迎えても140キロの球速を計測するスタミナを備えています。

従ってチームの投手陣の中でもお手本となるような存在で、チームにはなくてはならない存在なのです。また、バント処理が上手いという特徴があり、送りバントを試みてこられた場合に素早い処理で走者を2塁でアウトにするシーンもよく見られます。